保育士資格に関するあれこれ

　「ベビーサイン」とは、日本ベビーサイン協会、および米国Baby Signs Inc. の登録商標で、言葉をうまく話せるようになる前の赤ちゃんと手話やジェスチャーを使ってコミュニケーションをとる育児法のことです。また、ベビーサイン講師とは、これらの技術を、講義・実技約３６時間、課題所要時間約１０時間、計４６時間のプログラムで学習した人に対し、NPO法人日本ベビーサイン協会が認定している資格で、現場...

保育士とは日本の国家資格の一つであり、保育所などの保育施設において子供の保育を行うことをいいます。現在、様々な理由から保育所に入所することのできない待機児童が増えており、政府や自治体によって問題の解決が急がれています。そういった理由から、保育施設の増設が進められている今、一人でも多くの保育士の人材が求められています。そんな保育士の人たちが、さらにその知識を身につけるためにベビーマッサージという資格...

ベビーヨガはママの身体をつかって、赤ちゃんといっしょに行うヨガプログラムです。ママの手を使ってマッサージをしたり、ママの体の上にあかちゃんを乗せて遊んだり、赤ちゃんとのスキンシップがもりだくさんです。赤ちゃんとママのスキンシップを通じて愛情と信頼関係を深めることができるのです。ベビーヨガでは歌や遊びをまぜながら、あかちゃんとママの呼吸を合わせていきます。仰向けやうつ伏せ、お座りなど、いろいろな赤ち...

最近、テレビのニュースで、保育士の資格を持たない男が、インターネットの託児サイトで知り合ったシングルマザーの子供を預かり、死なせるという痛ましい事件がありました。この男は無職で、子供と関わることのない生活をしていました。このサイトでは、普通の主婦などでも、子供を預かったりしていたようです。このインターネットの託児所は普通の保育園などより料金も安く、24時間みてもらえるので人気があり、近頃は、離婚な...

チャイルドケアとは、「日本アロマコーディネーター協会」の講座を履修し、認定試験に合格することで取得できる民間の資格です。養成講座の受講期間は1年と長いですが、認定の試験は小論文形式で、在宅で受験することが出来ます。また子育て未経験でも、男女を問わず受講することができるので、男性の保育士にも取りやすい資格となっています。保育士の他、ベビーシッターなどの職業の方のステップアップの資格としても人気があり...

今注目を集めているチャイルドマインダーは、自分の子育てにも役立つうえに、保育士や幼稚園の教諭といった資格をすでに保有している人たちのなかでも、家庭的保育を実践することができ、自分のキャリアに付加価値をつけてくれるものとして人気があるのです。近年、保育の現場では、こどもの個性を理解し自立心を伸ばしていくことに主眼をおいた保育サービスが求められるようになってきています。また、日本では従来、保育士やベビ...

保育士を目指す人や、保育士として働いている人たちに最近注目されているのがチャイルドコーチングです。一番の違いは保育士が国家資格なのに対して、こちらは民間の機関で認定されるものです。保育士として働く上でスキルアップを目ざすひとには持っていて役に立つものといえます。コーチングというのは、一般に言葉がけ、対話によってその人の能力を引き出すことですが、チャイルドコーチングはそれを幼児から高校生に区切ってお...

少子化対策の一環として、また待機児童解消の一環として、保育所のあり方自体が見直されてきています。消費税が増税されたことは記憶に新しいですが、その増収分から毎年7,000億円程度が保育サービスの充実のために当てられることになっています。というのも、現状はご存知の通り待機児童が多く保育園を希望しても入園できない場合が多いこと、また入園できたところで子供の体調不良から預かってもらえず父母の仕事の制限が大...

　「子育てアドバイザー」とは、妊娠期から思春期まで子育てに不安な親にアドバイスできる人 のことをいいます。その求められる資質は、人の話を聴くことが出来る人、肯定的な考えが出来る人、言葉で優しい表現が出来る人であり、誰でも経験を重ねていくことでできるようになるものですが、特に保育士などの職業に求められる資質と共通する部分も多くあります。このアドバイザーには認定資格も用意されています。日本子育てアドバ...

現在の子供の運動能力について考えたときに、「走る」「跳ぶ」「投げる」といった基本的な能力の低下が懸念されています。こういった基本的な運動能力は幼児期に取得しておくことが望ましいといわれているものの、保育士として指導するとなると、どのように指導するのが合理的なのか悩んでしまうのではないでしょうか。現状では保育士によって指導レベルに差があるといわれています。そこで保育士として特化した資格を身につけたい...

母子生活支援施設というのは18歳未満の子ども、または必要に応じて20歳未満の子どもの母親が、離婚や死別などの理由によって夫がいない場合や、配偶者による家庭内暴力や配偶者の心身の障害によって長期間働くことが出来ないといった場合に入所の出来る施設になります。この施設の場合は部屋が各入所をしている家庭ごとで独立されていて施設としての日課は特になく、この施設から母親は仕事に通勤するようになり、子どもは学校...

保育士の就職先のひとつとしてあるのが、乳児院です。ここは、何らかの事情で親と一緒に生活することが出来ない子供を一時的に預かるところですが、その中でも特にまだ小さい子供を預かるところになります。赤ちゃんと言ってもおかしくないような年齢の子供を預かるので、子供の中でも赤ちゃんが好きな人であれば働きがいは大きいでしょう。こういったところで勤務するのであれば、あまり求人は多くないのが現状です。ただし、一度...

助産施設とは、経済的理由などで、通常の入院助産は受けることができない妊産婦が希望することにより、助産を受けることができる施設で、児童福祉法に基づいて設置されています。通常、妊婦には、出産に際し健康保険によって３０万円程度の一時金が支給されるものですが、健康保険に加入していない生活保護の受給者であったり、また、一時金の支給対象の妊婦であっても、３０万円を超える出費のかかりそうな妊婦の場合は、ここに入...

保育士としての求人がある勤務先のひとつが、児童養護施設です。これは何かというと、何らかの事情で親と離れて生活を送らなくてはならない子供をしっかりと預かったり、親がいない子供を預かるという施設です。公的機関であることが多く、基本的に就職の数はそうおおくありませんが、勤務先として必ず需要はあるものです。この施設の場合は他の施設と違うのは、ある程度大きくなった子供も相手する必要があるということでしょう。...

このところ政府の少子化対策への取り組みもあり、民間企業でも、特に女性の働きやすい環境を実現すべく、社内に保育所を完備する企業が数多く見受けられるようになってきました。自分が勤める会社の中に保育所があるのであれば、子育てに当たっているママさん社員（あるいはパパさんである可能性もありますが）は安心して子どもを預けることができますし、仕事にも集中して取り組むことができます。これに伴って、民間企業に採用さ...

認可外保育施設での保育士の勤務はどんなものでしょうか。そもそも、保育所には国が定めるさまざまな設置基準があります。子ども一人あたり何人の保育士が見るのか、どのくらいの部屋の広さを確保するのかといった環境面の基準や、健診や給食などの子どもの健康面を考えた基準など細かく規定があり、これをクリアしたものを認可保育所という呼び方をしています。自治体は認可保育所には一定の補助金を出しており、保護者も安価で預...

子供を持っている親の多くは、保育園に子供を入れます。保育園を利用する人が多いことからも、保育士の需要がたくさんあり、保育士は人気の高い職業の一つでもあります。保育士の仕事に高い人気がある理由は、子供たちの成長を見届けることができるやりがいがある仕事だからです。保育士たちは、毎日保育園に通って来る子供たちの世話や指導を通じて、子供たちと接します。この仕事をしている人には、子供と関わることが好きな人で...

保育士の仕事は子どもの身の回りの世話をしたり、子どもと一緒に遊んだり、あるいは保護者への対応をしたりといったことに目が向きがちなのですが、意外に多いのが書類関連の仕事なのです。例えば一番分かりやすいのは、毎日の保育日誌の作成です。子ども一人ひとりの保育の様子についてできる限り詳細に記録し、その日の様子が保護者に分かるように書き記しておく必要があります。しかも夕方のお迎えの時間までに記録をしなければ...

保育士資格獲得にあたって、よく聞くのが、保育士は仕事内容の割に給料が少ないのが悩みという声です。せっかく頑張って資格獲得しても、そのお給料が低いのではやりがいがない、と感じて保育士になるのを諦めてしまう人もいるようです。実際、保育士の待遇は同年代の人と比べると決して優れて良いものではないという調査結果などが、各所で発表されていますし、求人情報などを見ても好待遇と呼べるところはごく少数です。男性保育...

保育士の資格獲得後、あるいはその前に体力について悩みを持つ人がいます。保育士の仕事は体が資本なので、若いうちしかできないのではないか、年を重ねたら、若い保育士の間に混じって働くのは大変ではないか、などが悩みの内容です。しかし、それだけを理由に保育士資格獲得を諦めてしまうのは勿体ないことです。確かに、保育士というと若い女性の職業というイメージがありますが、実際の保育施設にはさまざまな年齢の人が働いて...

保育士の資格獲得を目指して勉強をされている方々は、保育士になられた先輩からの話を聞く機会が多いと思います。その際に必ず話題となるのが、経済的な待遇面と労働時間のアンバランスではないかと思います。つまり、保育士は給料の割には労働時間が長いということです。現代社会の流れとして、一般的な労働者の勤務形態も2交替制や3交替制での勤務が常態化しつつあります。これに合わせて子どもの保育時間も早朝から深夜まで、...

よく、保育士になるためにはどうしたらいいのかという悩みの相談がありますが、まず求められるのが学歴です。保育士の資格獲得のためには短大・４大卒の学歴が必要とされます。これが最低限の基準となります。保育士という仕事は人間の中でも最も弱い立場の一つである子どもを預かる仕事です。その子どもという存在は大人とは違って身体的にも精神的にもそして社会的にも特別な配慮が求められます。また保育は飼育と違って単に食べ...

保育士になりたいけど実技がどれもできそうにないと、悩みの多い保育士希望の若い方は多いと思います。近年男女雇用機会均等法で男の方もたくさん保育士になっているからです。また反対に女の方が男女雇用機会均等法で社会に出るキャリアウーマンも増えているので保育園は今足りない状態です。待機児童が多く無認可の保育園やベビーシッターなどが仕事として成り立つようになっています。このような状態が既に何年も続いているわけ...

保育士に憧れて一生懸命資格獲得のための勉強をし、やっと手にした保育士の仕事であるのに、この仕事に向いていないと感じる瞬間もあります。例えば、保護者同士のトラブルに巻き込まれてしまい、間に入ってややこしい仲介をしなければならなくなったときです。子どもが大好きで毎日元気な子どもたちのお世話をすることに無上の喜びを感じているので、なんとか我慢して仕事が続いていますが、大人との対話をしなければらない保護者...

保育士という仕事は、最も人気がある職業の一つであり、多くの人がこの職業に就くために勉強に取り組んでいます。この仕事は、子供たちと接する機会が多いため、人と接することが好きな人の間で高い人気があります。保育士の仕事をするためには、資格獲得をしている必要があります。興味があれば誰でも就くことができるような仕事ではないのです。資格獲得のためには、大学や短期大学などの学校で、専門的に勉強をして資格を取得し...

子どものことが大好きで、一緒に子どもと夢中になって遊ぶことができ、子どもの健康と安全にすべてを捧げることを厭わないといった方は決して少なくありません。そしてそのような方々が一生懸命勉強されて保育士の資格獲得の成功し、念願かなって保育士になれたのにもかかわらず、実際の勤務形態が非常にハードなことに驚き深い悩みを抱えてしまう方が後を絶ちません。これではせっかくの資格獲得もふいになってしまいます。保育士...

国の少子化対策が功を奏して、近年ではそこかしこに新しい保育所が開設されるようになりました。おかげで勤務先としては選び放題の状態になった保育士ですが、果たして手放しで喜べる状況にあるでしょうか。一度見直してみる必要があるかもしれません。保育士資格獲得を目指して一生懸命の勉強を続け、念願かなって資格獲得を果たし、そして勤務先を選ぼうとした時にいくつも選べる状況にあるということは、不況の昨今にあって喜ば...

保育士は一般的なOLに比べて寿退社が多いように見受けられます。全体的な傾向としては年齢層自体が若く、社会的にも男性からの受けが良い仕事でもありますので、寿退職が多い傾向は否定できないでしょう。こうした保育士のライフスタイルについて将来への不安を感じている保育士も実は少なくありません。つまりせっかく保育士としての資格獲得に成功したのに、寿退職をした後再び保育士として現場復帰できるのかどうか、将来への...