造形表現の試験内容について

保育士の国家資格の実技試験には、造形表現に関する技術という科目があります。

保育士の実技試験における造形表現の技術については、絵を描く技術力の高さの能力を判定するものではありませんが、わかりにくい絵にはしないほうが良いと思います。
言葉での説明がなくとも何について描かれているのかがわかりやすい表現の絵にしたほうがいいですね。

保育のひとつの場面を描くという題材が出題されることが多いので、保育士として保育園の日常風景を把握しており、子どもたちと行うイベントや自由に遊ぶことなどを頭の中に想定しておくと描きやすくなります。
登場人物の顔や身体が正確に描かれていること、全体のバランス、身体の関節表現などについても正確に描かれていることが大切になります。

全体的に整えられた色遣いで、色彩も偏ってなく明るい印象の持てる塗り方が良いです。
試験時間は45分ですので時間以内に描くことができるように練習しましょう。

決められた枠内に構図を設定し、下書きを描き、色を塗るのを45分で仕上げることは難しい作業なので、あらかじめトレーニングしておいて時間の使い方を練習しておきましょう。

この試験の難しい点は、試験の直前に題材がわかるところです。描く内容に登場する保育士、男児、女児、保育園の園内、テーブルなどについてあらかじめ想定して練習しておくと、試験当日の時間配分に余裕が持てます。

保育を題材としたさまざまな場面についての絵を描く練習をしておくと良いでしょう。

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