保育士　仕事内容 地域との連携

保育士の仕事内容としてまず思い浮かぶのは、毎日の子どもの身の回りのお世話や保護者への対応でしょう。

しかしこの他に重要な仕事としてあるのが地域との連携です。例えば近隣の老人ホームと連系し、敬老の日などの行事に際して子どもを訪問させ、歌や踊りなどを披露しプレゼントを交換するなどの交流行事があります。

こうした地域の施設との連系を通じて保育園の内実を知ってもらい、さらに子どもたちの保育の質を高めようとする試みは非常に重要なことです。
したがって保育士の仕事内容としては単に子どものお世話をするだけでなく、こうした近隣の施設とうまく連絡を図り行事を企画し運営するということも求められるのです。
こうしたことはともすれば園長の役職者だけに任せておけばいいと考えてしまう方も多いかもしれません。確かに組織間の事務的な連絡・調整は役職者の職分かもしれません。

しかし企画を実行するに当たっては、やはり現場の保育士の力量如何でその行事の成功自体が左右されるのです。
それは老人ホームが相手である場合に限りません。近隣の自治会やお祭りの実行委員会あるいは消防署や警察署とのタイアップにおいても同様なのです。

現場の保育士であっても行事の意義を理解し子どもたちを適切に指導して保育上も教育的に有意義な行事とするためにはどのような点に気をつける必要があるのか、経験と知識が求められるところでしょう。こうした行事も積極的に受け止めてそれを運営していく力量が保育士には求められているのです。

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