ブランクのある保育士への研修制度について

子育て世代の働く女性に対する就業支援のなかでも、待機児童は最近の大きな課題として取り上げられています。国の調査では平成29年度末には保育士が7.4万人不足する見通しとされていて、質の良い保育者の確保が急務とされています。

 

こうしたなかで、厚生労働省は、平成25年10月に「保育を支える保育士の確保に向けた総合的取組」を公表しました。これによると、国は人材確保と人材確保を支える取り組みを実施することで、保育士の確保に取り組むとしています
また、「保育士マッチング強化プロジェクト」を実施し、ハローワークを中心とした取り組みを強化することとしています。これらの取組みにより待機児童解消加速化プランを進めることを目指しています。

 

保育士の確保に向けては、「人材育成」、「就業継続」、「再就職」、「働く職場の環境改善」、「人材確保を支える取組み」の5つの柱があげられています。ブランクのある保育士については、「再就職」のなかで取り上げられています。

 

再就職前に現場での再就職に不安がある場合に、保育実技研修などを実施することとしています。こうした費用については安心こども基金を活用することとされています。あわせて、養成施設の卒業生に対して、再就職に関する情報の提供も行うとされています。また、就業中の教育体制の充実も行うこととされ、安心こども基金を活用して国と自治体が支援する形で継続的な教育活動を行うとしています。

 

 

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