認定こども園の保育園の違い
認定こども園は幼稚園による学校教育の理念と、保育所による子どもの保育の理念を一体化させた幼保連携型の施設で、厚生労働大臣と文部科学大臣とが十分に協議した上で定めた国の指針を元に、各都道府県の条例によって定められます。
この施設は幼稚園の教育と保育所の保育の両方の実現と、子どもたちの年齢の違いや生活環境や保護者のニーズによる利用時間が異なることへの配慮に重点が置かれています。
職員は0から2歳の子供については保育士資格を持っている保育士が担当します。3歳から5歳の子供については幼稚園教諭免許と保育士資格の両方を持っている職員が好ましいですが、担任には幼稚園教諭免許を持っている職員、長い時間利用する子供については保育士資格を持っている職員が対応することが基本となっています。
所管は文部科学省・厚生労働省、幼保連携推進室となっております。
保護者のニーズに合わせ就労している、していないにかかわらず希望者の子供が入園の対象となります。
保育園の保育料は各自治体によって決定されますが、認定こども園では園が決定します。
子供を預かる時間は7時から19時までですが、4時間の短い時間と8時間の長い時間があり、または早朝や延長保育も含まれます。
このように一般の保育園と違い保護者の就労形態の多様化やニーズに合わせることができ、国の取り組みとして待機児童の減少にも貢献できると考えられており、子供の数が減る施設でも保育時間を延ばしことで子供を確保することができます。
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