潜在保育士へのアプローチ

イメージ

現在、日本では都市部を中心に保育サービスの供給が需要に追いついていない状態となっており、待機児童の数は年々増加しています。

 

国は慢性的な待機児童問題を解消するため、認定保育所の数を増やすなどの対策を行っていますが、そうした保育施設の増加だけでは問題は解消できず、保育士の確保が課題となっています。

 

保育士の資格を有しているものの、実際には保育サービスに就業していない人は「潜在保育士」と呼ばれており、こうした人の保育施設への就職を斡旋したり、一度離職した人には再就職を促すことで、保育の現場における人材の確保を行い、慢性的な待機児童問題を解消する取り組みが現在進められています。

 

しかし、厚生労働省の調査によれば、保育士の確保は特に待機児童の多い都市部になるほど難しく、また、確保できたとしても勤続年数が短くなる傾向にあります。
厚生労働省が行ったアンケートによれば、人材の確保の難しさや離職率の高さについては、結婚や出産に伴う生活環境の変化をはじめ、保育施設における労働環境や保育士の待遇などが原因として多く挙げられたほか、保育の現場への再就職を望む場合であっても、採用の条件が希望と合わないことが多いという回答も多く寄せられました。

 

こうした調査の結果を受け、現在国は各市町村と連携を強め、ハローワークを利用した人材マッチングサービスや、保育士の再就職の斡旋などを行い、積極的に潜在保育士の掘り起こしに取り組んでいます。

 

 

>>保育士資格を最短で取る方法はこちら<<


学校ごとで期間、費用などが大きく違いますよ。

保育士になるためにはいろいろな方法があることはわかっていただいたと思います。

資格を取るなら、自分に合ったスタイルを見つけるの一番ですよ!!

あったスタイルだけでなく、費用ももちろんとっても大事。そこで便利なのが一括資料請求です。

自分い全国の通学・通信講座情報がなんと67,000件以上。 それもわずか2分ほどで申込み完了しちゃいます。

もちろん無料!

今すぐ資料請求してみる


イメージ



資料請求して気に入った学校があったら見学は絶対に忘れないでくださいね♪

関連ページ

マッチング強化プロジェクトとは?
マッチング強化プロジェクトとは、厚生労働省が平成25年に始めた「保育を支える保育士の確保に向けた総合的な取り組み」のことです。
待機児童解消加速化プランについて
賃貸方式や国有地も活用した保育所整備、保育の量拡大をさせる保育士の確保、小規模保育事業など新制度の先取り、許可を目指す認可外保育施設への支援、事業所内保育施設への支援の5本の柱で構成されています
安心こども基金による保育士への支援
収入自体が低いという問題があり、このことが原因で毎年多くの保育士が他の業種へと移り変わっているということが、国レベルでの問題として考えられています
子育てをしながら働き続けるための支援について
地域の子育て支援の場や、放課後児童クラブ、小規模保育や児童養護施設などで保育士としての勤務を援助することを進めています
処遇改善臨時特例事業とは?
賃金改正の取り組みが行われており、保育士等処遇改善臨時特例事業が開設されていますが、
国が行っている保育士の離職防止策について
短い期間で退職をする方が非常に多くいらっしゃるということが国としても問題視されてもいることです。
資格を持たない保育従事者への資格取得に対する支援
資格取得が易化できるように保育士養成施設の受講料および従事者の代替に伴う雇上費用を支援する施策を行っています。
認定こども園の保育園の違い
幼稚園の教育と保育所の保育の両方の実現と、子どもたちの年齢の違いや生活環境や保護者のニーズによる利用時間が異なることへの配慮
ブランクのある保育士への研修制度について
厚生労働省は、平成25年10月に「保育を支える保育士の確保に向けた総合的取組」を公表しました。これによると、国は人材確保と人材確保を支える取り組みを実施することで、保育士の確保に取り組むとしています